【車両系建設機械免許習得2 無制限】
- Sys-D Pani-pani
- 3月21日
- 読了時間: 8分
更新日:4月8日
実技講習~最終試験編
2025/03/21
なんだかんだ一気に講習を受けてぐったりしたもの結果、 #資格習得。後編は実技、最終試験の内容をアップしていきたいと思います。ブログ書いていて思い出しましたが、コマツ教習所の弁当は、正直・・・・ま・ず・い・。まあ、550円でリーズナブル、現地までありがたく配達してきてくれていますが・・・・・・。教習所内にはパンの簡単な自販しかないので、自調した方が吉www。
【実車講習機】
【ブルドーザー】【ホイールローダー】【ドラグショベル】 コマツHPから写真転用
【ブルトーザー】
昔は重機と言えば #ブルドーザー。残念ながら近年では利便性が高い【 #ドラグシャベル】(通称:ユンボ・油圧ショベル)【 #ホイールローダー】の重要が高く実用向きではありません。しかしながら、操作方法が似ているのでしっかり練習し理解するのが吉。言ってみれば #基礎練習にもってこいの重機。コマツの技術者から聞いた話ですが、海外ではドラグシャベルのほぼ一択だそうです。日本は用途に応じた専用具を多種つくりますが、世界では汎用モノで代用するという考え方が多いのかと。
【ホイールローダー】
大集積時に重宝する重機。 #バケット が大きく一回での掘削が大きいのがメリット。タイヤでの足回りの為、移動速度が速く、公道走行もOK(注 #大型免許必要)一般自動車と違い、車体中央で屈折しカーブするため( #アーティキュレート屈折式)慣れないとかなり戸惑います。又、大型バケット低く水平に保つことで、 #平面整地作業 を簡単に行えます。
*アーティクレート屈折式➡車体中央が屈折するため、 #旋回角度 が鋭く、カーブの際、膨らみ・縮みが無く、前後輪の車輪跡が同じ場所になります。
【ドラグシャベル】
一般的な工事によく使用される #油圧式ショベル。今回 #クローラー(足回りの形状)でしたが、タイヤの物もあります。クローラー走行装置の方が安定しており、 #路面圧力が分散 されるため足場が悪い場合に重宝します。しかし #クローラー走行装置 では移動力が低いため、作業現場まで自走が困難なのがデメリット。操作装置はヒトでいう二の腕・腕・手という感じで間接的に作動し慣れるとスムーズに掘削作業ができます。
*路面圧力を計算し適切な足回りにしないと作業効率が著しく低下します。
昔ながらの【 #ユンボ】と言われますが、正式名は【 #ドラグショベル】です。まあ分かればよいですが、試験では正式名で出題されるため俗名を覚えるのはお勧めしません。(上向きバケット装着の油圧シャベル=パワーショベル)
【実車講習】
【小型重機】【ドラグショベル】【ホイールローダー】
【ブルトーザー乗車】
最初は基礎になる #ブルドーザー から乗車。単純な #走行操作(左右レバー前後操作)ですぐになれます。 #アーム操作 も上げ下げ、 #バケットアップ・ダウン( #チルト& #ダンプ)といった簡単操作です。積荷した場合、量の調整、重心を保つための #走行姿勢角度 を合わせるという作業が発生します。なれないと操作順番を忘れがちなので、繰り返しやり体で覚えるのが吉。バケットに決められた分量を適切に詰めるかが旨さの鍵かと。クローラーなので速度が遅くゆっくりできるため安定した基礎を学べます。また、足回り部分に #排土板(ブレード)がついている為、微細な上下運動を行うことで平面整地も可能。
【ドラグショベル乗車】
正直このドラグショベルは既に運転経験があり、ある程度自信がありましたが基礎から習うと全然違いました(注:私有地の安全地域での運転のみ)
また、なんと!重機メーカーにより #コントロール操作レバーが違う ということに気づきました。ラッキーにも馴染みがあるコントロール方式で良かったですが、違っていたら経験者の方が動揺、やりにくいと思います。(重機メーカー各種で操作方法の差異が存在)
実戦ではドラグシャベル一番重宝するため特に習得したかったものの、実車試験はホイールローダーでした。
ドラグシャベルは作動装置の関節数が多いため、最初はひとつづつ動かしてみて理解し、徐々に状況に応じてスムーズに数関節を動かして上手に掘削できるよう練習。ゆっくりゆっくり確実に見ながら動かすのが吉。丁寧確実な操作=上手といったイメージです。
作業場で良く見かけますが、大がかりな動きでガリガリやっている人は正直ヘタクソです!!むしろスムーズに衝撃が少なく運転している方が上手と言えます。
#バケット・ #アーム・ #ブーム をスムーズに使いこなすことで、 #水平掘削 等行えますが、慣れないとガタガタした感じで掘削してしまい、結果的に洗濯板状の形状になったりします。空中に上げた状態で、 #エア掘削 してみるとよく理解できます。簡単なようでコツを掴むまで時間がかかりますが、これも慣れだと思います。
【ホイールローダー】
始めて乗るホイールローダー。他重機訓練によりコントロール方式や、イメージはすぐにつかめました。しかし屈折型の車両運転が中々なれません(笑)ハンドルも自動車のような円形ハンドルではありますが、円形ハンドルの一点に掴みレバーがあり、それを左手1本で持ち運転します。結構な速さでハンドルを回しコントロールするため、レバーを回す方式が理にかなった方法だと後に理解しました。(船舶のような舵を想像した方が近いかも)
#走行性に優れている為、結構なクネクネ道もスイスイ曲がり走れますが、想像以上に車体が曲がるので、なかなか感覚がつかめないのとコースをギリギリ捉えてハンドルを2周とか結構な速さでハンドル回し操作します。意外に難しいのが車体を真っすぐにすることで、中心部がどこなのか知っておかないとズレてしまいます。また車体が大きいため前後の中心を知って真っすぐなのか把握が必要となります。外部から見ていると車体がクネクネして調整しているので何だか可愛い感じですwww 芋虫みたいな動きで・・・・(下手だからでしょうけど・・・)
【実車訓練の内容】
ブルドーザー➡ドラグシャベル➡ホイールローダー➡ #実車試験 という内容で、
乗車時間は 5H 10H 14H 2H 位の配分でした。
また10名での講習だった為、一人当たりの乗車時間数が少なく、他者の運転を見る時間が長いという運良くない状態。本来少数でギリギリまで乗車し続け習得するのが良いと思いますが。1番から順に呼ばれ10番まで同じ実車コースを走り、条件を変えて繰り返します。1日8H時間内キッチリ乗車できるため、早い番号の人の方が乗車時間が多く取れる可能性が高いです。
乗車時は基本教官が横に座り、コントロールの指示を口頭で言わる為、差動装置名を忘れていると混乱し辛いです。また指示通りやると上手にできますが、己で考えてやっていない部分も多く、最初は口頭説明あり➡説明無での実車訓練があった方がいいと思いました。教官との無駄な話はなく、コントロールに特化した指示だけの為個人的には非常に分かり易く良かったです。(周りくどい説明は、個人的に好きでない為w)
今回よくも悪くも悪天候に見舞われ、雨、雪という環境化でした。視界が悪く待機時も厳しい状況下でしたが、逆に言えば悪条件下での練習ができたとポジティブに捉えてます。
最終日、ホイールローダーで荷揚げ、荷下げ、走行、荷揚走行、駐車、バック走行、車庫入れの一連の流れを終えすぐに最終乗車試験でした。試験では教官無の完全個人走行で、決められた順路を走行し上記の作業工程を終え時間内に終わらせる内容。経験が浅い自分にはかなり不安になるものでした。実際7番でしたので、良くも悪くも他人の内容を見てイメージする時間があったのが救いでしたが、各乗車試験で時間がかかり予定時間オーバー、日が沈みライトオンでの試験でした。暗くなると路面のライン、標識が見にくく、一番きつい状態でしたが、時間を気にせず冷静に落ち着いて操作走行。途中、荷揚げの段階で次に何をするのか緊張のあまり飛んでしまい【真白】になりましたが、何とか取り戻しすべてを終えました。練習時にはカーブの際、コントロールが下手でポールを折りましたが、試験では速度を落とし衝突無しで無事終えました。終わった瞬間、なんともいえない安堵感が広がりしばらく放心状態でしたwww 何年ぶりの真っ白になる感覚を体験www
練習時上手に乗りこなしていた人も、独断走行、試験となるとミスを連発していて、同じ感覚何だろうと思いました。全員が乗車終了後採点され、学科・実技共に合格者だけ免許を渡され終了となります。結構ドキドキでしたが結果合格で安堵しました。
【降雪中の講習、帰宅時の車の様子w】10CM以上積もった。。。。。

【総括】
コマツ教習所では過去に他の講習でお世話になっていますが、講義内容が安定しており良いと思います。時期によって講習会が混雑することがあるので計画的に取りに行くのが吉。
今回大型重機の資格を習得ましたが、正直ある程度勉強していかないと中々しんどいと思いました。一般的な自動車教習所と違いそこまで丁寧ではなく詰め込んで学びます。正直ある程度操作した人たちが来ている印象。また乗車時間についてはもう少し長く学び慣れたかったのが実情です。運転技術はともかく#安全点検 、 #安全走行、 #安全作業 が大変重要で、冷静、且つ丁寧な作業を行うことに集中するのが吉。時間に追われてしまうと焦って結果旨くいきません。(実戦ではそうも言ってられませんけど・・・・)今後安全を第一に実戦で慣れていくしかないと思いました。ともあれ無事習得しましたがあくまでも登竜門であり、どう活用するかだと思います。未だ手付かずな #震災地 、これからくる震災等について、できるだけ協力したいので、この資格、能力を活かせるよう積極的にやっていきたいと思います。
近年この手の作業員が不足していますが補うための重機でもあると思います。女性の活躍もめまぐるしく機会操作できれば十分活躍できると思います。近い未来さらに工事現場の風景が変わるかもしれませんね。長くなり過ぎましたwww
ではでは
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